調理師専門学校の気になる男女比
一般的に料理と言えば女性のイメージが強いですが、調理のプロとなると男性のイメージが強いですよね。
板前、コック、シェフ、具体的に考えてもやはり男性のイメージです。 それでは、そういったプロを育てる調理師専門学校で実際に学ぶ人の男女比はどうなっているのでしょう? それぞれの学校によって違いますので、一概には言えませんが、一般的に、それぞれのコースや専門の科によって違いもあるようです。 いくつかの学校を例に見てみましょう
●A学校 調理師科 男性:女性=6:4 製菓・製パン科 男性:女性=4:6
● B学校 調理師本科 男性:女性=7:3 調理技術コース 男性:女性=7:3 福祉調理コース 男性:女性=2:8
● C学校 昼の部 男性:女性=7:3 夜の部 男性:女性=4:6
それぞれの学校の特色によっても違いがありますし、同じ学校でもその年によって10%位の変動はあるようですが、全体的に一昔前より女性が増加し、業界への女性の参入が増えたと言えるでしょう。調理師専門学校への入学を考える時、学校選びの中で、多かれ少なかれ男女比を気になさる方がたくさんいらっしゃいます。まして、寮に入る事を考えている人は気になるようです。オープンキャンパスや、学校祭など、積極的に足を運んで見るのが一番良いです。気になる学校へ出かけて学校の特色を知り、その学校の雰囲気を感じるのが一番だと思います。案外「えっ、男の人の方が多いの?結構女の人がいるなあって見てたんだけど。」と肌で男女比を体感できることもあるかもしれません。ですが男女比を気にしておらず、調理師の専門知識を身につけたいとお考えでしたら自分の行きたい学校を選べます。友達の有無などを考えれば同姓が多いほうが嬉しいでしょうが、同じ境遇同士であれば性別は関係なく、仲良くできるのではないかと考えます。
調理師専門学校における男性の割合は?
料理のできる男子が好まれる時代、包丁を取り料理を軽く趣味にする男の人もずいぶんと増えました。 調理師の資格を得るために調理師専門学校を選ぶ方も多くいらっしゃいますが、入学前は調理系専門学校は女性の比率が高いのではと心配される声も聞かれます。
しかし、調理師専門学校での女性の割合はむしろ低いと言えるでしょう。 専門学校での男女比は、調理系では男性7割女性3割という数字の学校もあるほど。 料理は女性の担当という概念はなく、むしろプロとして生涯の仕事にしたいと希望するのは男の人の方が多い現実があります。 メディアでも人気の男性シェフが何人も取り上げられていますね。 料理人の世界は経験が大切ですが、経験を積む上の第一歩で基礎力があるかないかは大きな差になります。 調理師専門学校では、基本的な調理の概念から学ぶことができます。
技術は練習で習得していくものですが、将来プロの料理人として仕事をすることを考えているならば、衛生などの基本概念はなくてはならないものです。 美味しく食べてもらうためには、調理法や盛り付けも重要ながら、安全に基づいて調理されていることも大切なのです。 そのような基礎力を調理師専門学校で身につけてから現場に入れば、現場で徹底しているルールや、先輩料理人のこだわりが、自ずと理解できるでしょう。 料理人としての第一歩、スタートをスムーズに切るためにも、基礎知識を携えて現場に入ることをお勧めいたします。 また将来開業を考えられている方にも、調理師専門学校はお勧めです。講師やアドバイザーに経験者が多数いるので、ノウハウや適切なアドバイスを得られます。 基礎力を身につけて、一流の料理人をめざしましょう。
調理師専門学校に通う学生時代の女性友達
学生時代の友人と、毎月一度ランチを一緒にする機会があります。職場の中間地点で待ち合わせをして会社のお昼休みの時間を利用して会っています。女性2人のランチはおしゃべりをするのが一番の目的ですので、他愛のない仕事の愚痴を言い合ったり、毎日の生活であった面白い話などがあれば披露し合っています。彼女は1年ほど前から調理師の専門学校に通っています。仕事が定時に終わるので、夜間の調理師専門学校に毎日通っているそうです。卒業まではあと1年、なんとか今までは試験もクリアし、欠席もせず真面目な学生生活を送っていると言っていました。
先日会ったときには、クラスメイトの話をしてくれました。若い人は高校を卒業後にすぐ調理師専門学校に入学するので18歳です。その他の年齢は様ざまで、彼女のように40代の女性もいれば、50代の男性もいるそうです。彼女の場合は、調理師免許を具体的に仕事に利用するつもりはないようですが、50代の男性は、仕事を退職してお店を開店するために調理師専門学校で勉強をしているそうです。
入学時にはもっとたくさんのクラスメイトがいたそうですが、少しずつ授業にこない学生も増えてきたと言っていました。それでも、運動会や学園祭の催しなどを通じて若い年代の学生さんとの交流はなかなかに楽しいようです。残り1年間は長いけれど、毎日夕方6時には仕事が終わるという恵まれた環境にあるので、調理師免許を目指して頑張るんだと言っていました。私は、彼女の頑張りを応援したいと思いました。